独自の視点で熱意を伝える！ゲーム業界転職のコツを紹介

ゲーム業界に転職するにはどうしたら良いか

ゲーム業界への転職を希望している人の中には、転職したいけどなかなか踏み出せない、自信がない、転職するには何が自分に不足しているのか…などと考えている人がいると思います。そこで、現在ゲーム業界で求められている人材についてのことを中心に、ゲーム業界の現状について、ゲーム業界に関わる人のインタビューをもとに話をしていきたいと思います。

「ゲームが好き」だけでなくゲームに対する熱意を伝える

まず、ゲーム業界が求めている人材についてですが、どの企業も共通するのが当然ながら、「ゲームが好きであること」です。これは当たり前のような感じもしますが、意外にもゲーム業界への転職を希望する人は、ゲームに対する熱意を履歴書や職務経歴書でうまく表現できていないのです。書類選考を担当する人によると、会社側からすれば、会社のゲームを褒めるよりも、利用者の視点から改善点などを述べるような自己アピールの方が有力であるとのことです。つまり、「御社のゲームが好きです」というように短く済ませてしまうのではなく、熱意を伝えることが重要となるのです。ゲームが好きであることはあくまでも大前提のことであり、それに加えて熱意が大事なのです。ちなみに、応募先の企業のゲームはプレイしておくことも欠かしてはいけません。書類作成の段階であっても情報収集や準備はきちんとしておくことが大事です。また、応募先のライバル企業についても言及できるようにすると、熱意が伝わることもあるそうです。

必要とされているスキル、経験

ゲーム業界に転職するためには、やはり熱意だけではなく経験やスキル面も重視されてきます。まず、ゲーム業界は、ある程度の業界経験がないと転職は困難であると考えてください。必要な実績は、Javaや3Dのゲーム開発の経験をはじめ、特にPS3かXBOX360での開発経験があると喜ばれることに間違いないです。最近のゲーム業界では高級なプラットフォーム、特にコンシューマがトレンドとなってきており、ここ1～2年のゲーム業界の各社からは、そのような技術のある人材が求められる傾向にあります。現行機種による開発の経験ともなると、同業界の大手に在籍している人に限られてきてしまう感じもします。しかし、大手の分業に慣れてしまっていると、経験幅が狭いという印象を受けることもあるのです。つまり、ゲーム業界が求めている経験とは、広い範囲での経験なのです。また、開発をリードしたという実績や評価も有力であると考えられることがあります。たとえ会社であっても、少しずつ地道に技術の範囲やスキルを拡大させることは、転職のチャンスにつながるのです。